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あそ望山岳会からのご挨拶。

『２００６年５月、ここは南海の楽園、屋久島。永田川を右岸に左岸にと川べりを遡行し、２回のビバークを経、藪をこいてさらに１６ピッチ５００ｍの岩壁を攀ってたどり着いた障子岳の大岩壁の中腹、標高１３５０ｍのテラス。今日はここで３回目のビバークだ。足元には、緑の森の中に深く切れ込んだ永田川、正面には岩峰を連ねる永田岳の秀峰。雑踏を極める屋久島メイン登山コースからは数ｋｍしか離れていないが、ここは、２～３年に数名のクライマーしか訪れない別天地だ。桃源郷といっても良いかもしれない。頬に５月の風を受け、星空の下でのビバーク。自然を体いっぱいに感じる至福の一時。』

このような山行は滅多に経験できることではありませんが、単なるハイキングだけでなく、縦走・沢登・クライミング等いろんな山行スタイル、春・夏・秋・冬、四季それぞれの山、そんな山のすべてを楽しんでみませんか。
安全に楽しむためには、自分ひとりでは困難です。この屋久島の体験も経験豊かな仲間達のチームワークがあってこそ達成できたものなのです。
「お互い、協力し合って山のすべてを楽しむ」そのような目的で会を作りました。
是非、「あそ望山岳会」に集い、充実した山行を目指しましょう。

あそ望山岳会　会長松井清明