あそ望山岳会
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山行報告
【報 告 者】下関のナカノ、キーボウ
【日    時】2007年11月3日(土)〜4日(日)
【参 加 者】3日のみ;Yamaaki、クライマーE、隈タカ、みさってぃ、(インストラクター;エダエダ)
3日〜4日;マミリン、ミッキー、ますも、島地瓶、下関のナカノ、キーボウ、(沢グルメ、綾吉、ミカン・・会員外)
【日   程】11月3日(土) 亀山(フリークライミング)
11月4日(日) 陶ヶ岳(マルチピッチクライミング+フリークライミング)


【陶ヶ岳(山口県)・・マルチピッチクライミング】(2007/11/03〜04)

≪ 報 告 ≫

 11月3日午前9時30分に山口県セミナーパークに熊本組2台、福岡組1台、下関1台、エダエダさん
1台の車が三々五々集合する。セミナーパークより20分で陶ヶ岳南峰亀山 の岩場に到着する。ここの登山道はクライマーが開拓したのかひたすら岩場を目指す直登の一本道である。
 今回の遠征ではエダエダさんに岩場の案内と指導をお願いした。まずはクラックのルートのある広場に集合して柔軟体操で体をほぐしたあと、クラック組とキーボウ、 島地瓶の組に分かれる。クラック組は登攀の基礎となるハンドジャム、フィストジャム、フットジャムの講習を受けセパレーツファイブ(10c)の下部5.7のクラックに 挑戦するもなかなかうまくいかない。講師いわくここのクラックはサイズが微妙に合いにくく初体験では難しいでしょうとのこと、わがあそ望会クライミングメンバーの クライマーE、Yamaaki、マミリン、みさってぃ、ますも、隈タカついでにナカノもこのムーブに挑戦し敗退していった。次にダイヤモンドクラック〈10d〉に挑戦する、 ここの下部だけは5.8のレーティングではあるが難しい。クライマーEさんさすがに終了点まで登る、みさってぃさんも華麗なムーブで下部を登りきる、続いてますもさん ファイブテンのシューズに履き替えたとたん下部の核心をクリアー日ごろの成果が発揮されて満足そう。隈タカ、Yamaakiの両氏も果敢にトライされていたが核心を越える ことができなかったようだ、しかしながら彼らのあくなきファイトとスタミナには頭が下がる思いがした。  午後からはエダエダさんの配慮で易しい5.7程度のチ ムニーのあるルートを皆で登ることにする、今まで体験してきたクライミングと少しが違うクライミングを経験して もらおうという趣旨らしい。みんなチムニーで手足が動かせずどのようにムーブを起こせばいいのかわからず芋虫のようによじ登っていた、これも良い経験で あったと思う。
 もう一方のキーボウ、島地瓶、マミリン、ミッキー、おくれてみさってぃさんたちの組はアルピナの門(5.11a)、南方デビュタン(5.7)、とおりゃんせ(5.10a)、 スイートテン(5.10a)をトライされていた。成果の程はいかがだったのだろう。
 最後に山頂直下の南方見聞録(5.9)のスラブの部分だけを登る。絶景を見渡しながらのクライミングは高度感とスリルを満喫できる最高の贅沢であっ た。
 日も暮れはじめ4時30分に下山する、Yamaaki、クライマーE、隈タカ、みさってぃの4名はそのまま帰路につく。泊まりの組は千坊川砂防公園に真新しいテント2張りを 設営した後、キーボウ、マミリン、ミッキー、ミカン、ますもは近くの長沢温泉へ一風呂浴びに行く。ナカノ、島地瓶は夕方から合流の沢グルメ、綾吉とともに秋穂役場 近くのスーパー”トーク“へ買出しに行った。
 夜は9名で焼肉、さんまの塩焼き、キムチ鍋での大宴会となる。  まずはナカノが勝手に自分のホールインワンの祝いといってシャンパンで乾杯、以後缶ビール、 ワイン6本、最後は焼酎“いさみ”で締めくくると12時までには全員ダウンとなる。
Taittinger Non Vintage(Champagne)、Chardonnay    L’Ecole 41 2005 (Calfornia)
Brunello di Montalcino 2002 (Piccini Italia)     Chateau de Carlmagvn 2002 (Fronsac Bordeaux)
Clos Badon 1998 (St. Emilion Bordeaux) 以上が飲んだワインである。   【記;下関のナカノ】

≪ 報 告 ≫

 昨日に引き続き、今日は亀山の北側にある陶ヶ岳のクラシックルートを登ることとした。
 立派な登山道を30分程度登って、10時前に岩場に到着。アルピナの方々を含め多くのクライマーが取り付いていた。
 今日は、マルチピッチクライミングの練習が主だ。経験者のますも、島地瓶組は二人の判断で登ってもらうことにした。残りのメンバーは、キーボウがリードでナカノ、 ミカンをセカンドとして、更にマミリン+ミッキー、沢グルメ+綾吉で組んで、同じルートを登ってもらうこととした。絡まないロープの操作を主にリードとセカンド のビレイ方法を実習してもらった。
 まず、トポによる「国体ルート」と思われるところを登った。III級程度と易しいが、まったくピンがない。15mくらいランナウトすることになる。やっとピンを見つけ、 更にしっかりしたホールドを拾って20m程度登ると、1ピッチ目の終了点へ到着。ミカン、ナカノの順に登ってきてもらう。
 2ピッチ目は短いけど少し被っている。このピッチを5〜6m登るとテーブル岩に出る。ここは大きなテラスだ。ここへは南側の一般道からも容易に回りこめるところだ。 スーパー中学生達が「夕日のレイバック(5.11a)」や「ストリートダンサー(5.11b)」等人気のルートでガンガン登っている。この年代からきっちり登っている と全国レベルのクライマーが多く出ても不思議ではない。
 3ピッチ目はテラスを右側に移動して横向きに彫られたお地蔵さんの所からIV級程度のピッチを登る。最後はクラックをレイバックで越えると陶ヶ岳の山頂に到達する。 山頂にはハイキングの方達も大勢休憩されていた。展望絶佳なり。
ここからは、懸垂下降で登り口まで下降し昼食タイム。この後は、下部のフリーのエリアで遊んだ。

 「米粒ルート(5.7)」や「ミキハウス(5.10a)」にトップロープを掛け、「観音クラック(5.8)」を含め楽しんだ。「ホワイトハウス(5.11b)」 にトップロープで挑んでみたが、めちゃめちゃ難しいスラブで全く歯が立たず。
 ますも―島地瓶ペアはもう一つマルチのルートを登ってきたようだった。ここのフリーのエリアにはきっちりとした終了点はない。マルチのようにトップでビレイするか 自分達で支点を作って後で回収することが必要だ。やがて皆さん、結構疲れてきたようで帰りの時間に、トップロープの支点を懸垂下降で回収し下山。
 この二日間、九州の岩場とは若干趣の違う岩場で、皆さん大いに楽しめたようだった。僕としては「夕日のレイバック」も登ってみたかったが、中学生にルートを占領 されていたので難しかっただろう。
 次は、亀山の「アルピナの門」を含めリベンジしたいものです。           【記;キーボウ】


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