【新緑の由布岳とサクラソウ】(2007/04/21)
≪ 報 告 ≫
由布岳のサクラソウを見ることが数年前からの目標となっていました。由布岳に一度、ご一緒したことのあるよっつちゃんに事前にサクラソウの開花時期を聞いていたので今回は満を持しての花見山行です。今回、ご同行いただいたのは福岡から参加の同じ山岳会に所属するキヨさんです。
正面登山口から見る由布岳
9時ちょうどに正面登山口に到着。やはりサクラソウ開花の時期でもあり既に正面登山口は沢山の登山客でにぎわっていました。
道路沿い由布岳とは反対側の山の斜面の新緑と紅葉?と桜
高度が高いせいかまだ桜が残っていました。新緑と桜のコンビネーションはなかなかいいです。
正面登山口〜東登山口間の道路
行きは塚原ルートを登ることにしていたので、鶴見岳方面と塚原方面の分岐までヒッチハイクで優しいご夫婦の車にのせてもらう。分岐から20分位、林の中の静かな道路を歩くと東登山口に着く。ヒッチハイクはめったにやりませんが、今日は女性がいたので成功したのでしょう。
日向岳分岐手前の林床地帯(背の低い沢山のタイミンガサ)
林の中の緩やかな登り。一部、杉の植林もあったけが、日向越までの一帯は気持ちのよい自然林が続く。低床のタイミンガサの数にびっくり。少しですが色づき始めた新緑の樹木とタイミンガサのコントラストがいい雰囲気をかもし出していました。朝のすがすがしい時間帯に通るにはぴったしの癒しの空間。同行されたキヨさんもとても満足そうでした。
剣の峰までのきつい登りを登るキヨさん
日向岳分岐を過ぎると少しづつ登りがきつくなってきた。いままで踏んでいた土がすこしずつ岩場に変わってきました。
剣の峰
残地ロープ(鎖)のある岩場も出てきて、かなり視界が開けてきました。
西峰山頂で記念撮影
久しぶりの登山にご満悦の笑顔
東峰のお鉢側斜面(残雪)
記録的に降った4月の雪が残ってました。山頂付近はほとんど若葉がありません。ミヤマキリシマもまだまだといった感じです。これが、6月ともなると一斉に花畑に変化します。その頃はこの頂上付近の緑も綺麗です。
障子戸の鎖場
西峰で昼食の障子戸の鎖場を下ります。鎖の無いところを降りそうになりましたが、今日はフリークライミングはやめました。
マタエからの下り、正面登山口方面を望む
写真のコブの左を通っておりていきます。下りは、ススキだらけのジグザグの道で少し単調でした。東からの登りが楽しいです、でも降りるのはこちらが楽だし、ふもと方面の全貌が見れるのがいいです。
正面登山口近くの野焼きの後、黄色や紫のスミレがあちこちにあります。
この辺にサクラソウがあると思い、入念に探しましたがありませんでした。
正面登山口付近くまで降りて振り返る乙女(ピンク色は山桜)
東登山口方面へ向う道路沿い由布岳の草原に咲くサクラソウ
サクラソウは、正面登山口よりもずっと東側へ10分程行った道路沿いにロープで囲われて咲いていました。ピンクの絨毯の上に立つ由布岳を想像してましたが、絨毯の面積が少し少なくてちょっと残念。それでも念願のサクラソウを見れて満足でした。
サクラソウ群生地
【コース図】(地図クリックで拡大表示)
|