| 山行報告 |
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【報 告 者】 | マミリン |
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【日 時】 | 2007年04月28日 (土) |
【参 加 者】 | キーボウ、yamaaki、マミリン |
【コースタイム】 |
鹿川キャンプ場(11:15)〜美しいトラバース取り付き(12:00)〜終了点(16:00/16:15)
雄鉾岳との鞍部〜鬼の目林道〜一般登山道〜登山口(17:30)〜鹿川キャンプ場
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【備 考】 |
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【天 気】 | 曇り
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【雌鉾岳(大長征ルート)マルチピッチクライミング】(2007/04/28)
≪ 報 告 ≫
当日、山組との手違いで合流が遅れ鹿川キャンプ場の出発が11時15分。
取り付きまでの40分の登り…実はこれが一番きつかった。初めての雌鉾岳は見上げる程にすばらしい一枚岩のスラブ…紺碧の青空に映え、感動ものでした。「でもいったい誰がこんな所を登るんだろう」
スラブだし、ホールドらしい物が見当たらない…というか、もちろん小さなホールドはあるけど…最初のボルトもボルトの間隔もおそろしく遠い…ビレイも意味がないというと語弊があるけど役にたたないように感じたのは私だけかなぁ。
でもね、登り始めたら意外に手に吸い付くような感覚、小さなホールドに足がピタッと決まる瞬間を楽しめたのですが…。
3ピッチで松の木の取り付きに到着。ここまではスムーズで中央バンドのトラバースでちょっとひと息。でもあいかわらずボルトの間隔が遠いし、「ここでテンションがかかったら振り子みたいに振られるだろうな〜」という思いでちょっと緊張。所々が苔むしているので間違えて掴んじゃったら確実に落ちるはずだし!!
アケボノツツジと大滝の様子で高度感を感じてください。
ちょっとルートを間違えてロープが足りなくなりクライムダウンも経験しました。スラブでのクライムダウンは始めての経験で足元にやたら力が入ります。
また、登り返しの途中で手に持った岩が15×30cm、厚さ1cmくらいでしょうか・・・持った瞬間に剥がれてしまい一気に緊張感がアップしました。当然、その先は、ますます慎重になりますよね。
でも、この頃には、少々余裕も出来てきたから、トポを見ながら、「キーボウさんはたぶんルートを間違えているよね」ってyamaakiさんと喋る余裕も、展望台のササさん、ミッキーさんに手を振る余裕も、新緑の山の所々に咲くピンクのアケボノツツジを眺める余裕も出てきました。
それからは、本来の「大滝左ルート」でなく「庵の滝ルート」を登って、二の坊主と三の坊主の隙間のクラックを登って登頂となりました。詳しくは『キーボウ山行レポート』をご覧ください。
今回もキーボウさんのリードのもと、無事に登頂できました。3人の笑顔がそれを物語っているでしょ〜??これからも地道な練習を積み重ねて、経験を積んで、少しずつレベルアップを目指していきたいと思います。
【ルート図】
(地図クリックで拡大表示)
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