| 山行報告 |
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【報 告 者】 | Yamaaki |
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【日 時】 | 2007年05月20日 (日) |
【参 加 者】 | キーボウ、クライマーE、ミッキー、KK、ますも、まつやん、ササ、Yamaaki |
【コースタイム】 |
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【備 考】 | 5/20 9:00〜15:00 岩野山(植木)
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【天 気】 | 晴れ
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【救助訓練】(2007/05/20)
≪ 報 告 ≫
岩野山の岩場で8名の会員の皆さんが参加され、山岳会最初の救助訓練が楽しく行われました。
救助訓練はクライミングギア等の十分な道具を持っていかない通常のハイキングの場合でも、最小限の道具でいざというときに対応できる能力を身に付けるという、山岳会ならではの行事だと思います。
そして非常時の際に会の中で手法や意識の統一が行われていれば、スムーズな連携による初期対応も可能です。
訓練の内容は基礎的なものでした。
今回参加できなかった方も次回は参加され、全員が徐々にレベルアップしていくことになるでしょう。
以下は訓練内容です。
道具の紹介(各種ハーネス、ロープスリング、テープスリング、滑車他)
各種ロープの結び方・簡易ハーネス等の作り方
・テープスリングの作り方(リングベントで結ぶ)
・テープスリングでシットハーネス(腰)の作り方
・テープスリングでチェストハーネス(胸)の作り方
・ロープスリングでロープにプルージック(巻きつけ結び)を行う方法
・自分の体にボーラインノットを片手で結ぶ方法
・オーバーハンドノットによるスワミベルトの作り方
作った道具を使っての訓練
・プルージックによる岩場の登攀(シットハーネス使用、ロープスリング使用)
・固定ロープによる岩場のトラバース通過(スワミベルトによる安全確保)
・滑落者の引き上げ方法(引き上げシステム3:1)
所感
ハイキング等でも、補助ロープ、スリング、カラビナ等の最小限の道具を持参し
ていれば、万一のときにハーネスを作って岩場の通過が出来ることを実感できたこと
は有意義でした。
又、参加の皆さんは楽しく真剣に取り組まれていました。岩は始め
てというササさんとまつやんさんが、普通の靴でプルージックで登られたのには驚き
でした。
キーボウさんが、カラビナとロープのミニチュア版を持っておられ、何時で
も練習できる状況を作っておられたのはさすがでした。晴天に恵まれ、日陰もあって
涼しい中快適な訓練でした。(蚊はクライマーEさんの蚊取り線香で消えました。)
今回の訓練内容は、書籍「図解レスキューテクニック」(堤信夫・山と渓谷
社)1400円 にほとんどのものが載っていました。
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