| 山行報告 |
|
【報 告 者】 | ゼルプス |
|
【日 時】 | 2008年04月20日 (日) |
【天 候】 | 快晴 |
【参 加 者】 | ますも、yamawaki,ゼルプス
|
【コースタイム】 | 仙酔峡駐車場発(7:18)−関門(7:40)-第一キレット(8:40)-赤壁(9:00)-鷲ヶ峰(11:25)-第二キレット(12:10)
-高岳東峰(天狗の舞台)(13:48)-高岳(14:07)-中岳(14:40)-下山駐車場(15:25)
|
|
|
【阿蘇 鷲ヶ峰 北稜(北尾根)】(2008/04/20)
≪ 報 告 ≫
朝5時、ますもさんと合流後熊本へ出発。6時20分にyamawakiさんと合流して7時過ぎに登山口の駐車場に到着。今日の天気は、降水確率0%です。天気は最高の日だ。
行動準備をして出発。仙酔尾根を越えて、舗装の道路に出て堰堤から谷に入り関門を目指す。相変わらずここは、別世界で瓦礫の山です。2ガリー入口でハーネスを装着
する。落石、滑落などに注意して第1キレットを目指す。ロープを出すとより安全の所もありましたが、ロープは出さず第1キレット着。そこから松尾ヶ谷から赤谷を巻き
ながらジャンダルムを越え、赤壁基部到着。ここで登攀準備をし、呼吸を整えトップをリードする。支点はしっかりしていると思うが、注意するのは浮石と思う。浮石
落としました。
赤壁を登り広いテラス奥の岩にシュリンゲで支点を取り、セカンド、サードを迎える。10mほど登り。北稜の取り付けに着く、思っていたよりも傾斜があると思いました。
このピッチもペツルの支点を目指しリードするが、少し右に行き過ぎ、左のカンテ様のところを巻いてピッチの終了点に着くが、途中水が染み出ていてホールドや
スタンスがあまかったりしたので、赤壁以上に気をつかった。ますもさんをビレイしている途中に、次の4人パーチイーがピッチは早く追いついてきました。落石などに
非常に気を配りました。
北稜2ピッチ目はいっきに草つきのテラスまであがりましたが、声が届かず苦労しました。
ここは短いですが、途中の岩棚のところでピッチを切ったほうが良かったと思う。北稜3ピッチ目は、そのまま傾斜のゆるい所をそのまま登り、鷲ヶ峰到着。3人で記念の
写真を撮る。後のパ−チィーに追い越されると思い、ここで少し待っていましたが来ませんでしたのでそのまま進みました。
第二キレット前で、岩に取ってある2つのロープで支点を取り、懸垂下降する。3人順調に進む。第二キレットでは、風が通り寒い。簡単な登り返しをして、ナイフリッジ
に向かう。
危ないようだったらロープを出す事で、先に進むが大きな緊張も無く高岳東峰に到着。
最後のyamawakiさんを向かえ、高岳で大休止する事にする。ここで今日の行動の9割は終わったので皆と握手し、記念写真を取る。
仙酔尾根を下ろうとも思いましたが、天気も最高、時間もあるので中岳経由で下山する事にしました。阿蘇の山の雄大さを感じるのが身体に来ました。最高気分。
午後3時半過ぎに駐車場到着。帰りは、yamawakiさんの紹介のとんどこ湯で汗を流して帰途に着きました。
《 考 察 》
今回、事故や大きなトラブルも無く行動できました。
ますもさん、yamawakiさんありがとうございます。
鷲ヶ峰 北稜は、九州を代表する憧れのクラシックルートです。
|
■一覧に戻る
|
内容に不備・不都合・間違い等がある場合はご連絡ください
ホームページ・コンテンツ及び画像の無断転載はご遠慮ください
Copyright (C) 2007.04.01 ASO-bow Alpine Club All rights reserved.