あそ望山岳会
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山行報告
【報 告 者】キーボウ
【日    時】2008年7月5日(土)
【参 加 者】マミリン、キーボウ
【日   程】大津(9:00)==竹田(買出し)==尾平スラブ下駐車スペース(12:00)〜尾平スラブ(12:15) 〜終日クライミング〜駐車スペース(17:30)==ほしこがINN(18:00)


【尾平スラブ(祖母山)・・・フリークライミング】(2008/07/05)

≪ 報 告 ≫

 2002年ピナクルの山姫とコータローさんの3人で登って以来、2度目の尾平スラブだ。
 今日は、尾平の「ほしこがINN」での泊まりなので、まずは竹田で夕食の買出しを行った。クライミングパートナーはマミリン。上畑を過ぎ、尾平の2〜3km手前で 右岸から左岸に渡る大川橋の先の道路が広がったスペースに駐車。大川橋から大障子方面を見上げると岩場がはっきり望める。
 橋より20m程度のところから杉林の踏み跡を辿ると5分くらいで岩場に到着。少しばかりの広場になっている。ここから、見上げる壁が2面の岩場だ。
 蚊取り線香をつけ、昼食を取ってからいざトライ。
 6年前に1テンのかかった2ピッチのルートをまず選んだ。ルート名は「尾平越」。グレードは5.10cとなっているのが最新のようだ。1ピッチ目の終了点手前の 右側のポケットをどう取るの かが核心のようだがムーブが分からない。結局、ポケットは使わずに、細かいホールドを辿って斜め上に強引に登りあがった。でも、10台の ルートならやはりうまくポケットを使うようになっているようだ。セカンドのマミリンはテンションを掛けたが、そのポケットを使って登りあがった。2ピッチ目は右に、 左にカチを拾っていくと登れる。6年ぶりのRPだった。下降は、2ピッチの懸垂で。
 続いて、マミリンが左横の「風に吹かれて(5.10a)」にトライ。かなり苦戦。僕も後からトライしてみた。厳しいけど、このルートはスラブとしての限定付きなら 10aで良いかも。
 僕は、「尾平越」のすぐ右横の「失意スラブ(5.11a)」にトライ。核心部のカチで耐え切れずにテンション。何度かトライしたがテンションを掛けるたびに左ひざを 打つので膝が痛くなって来たので、まずはA0で登ってみた。やはりこの一手のみが核心の ようだ。その前後は簡単。だが結局敗退。
 今度は、ずっと左側の「蒲田行進曲(5.9)」にマミリンがトライ。最初の出だしが濡れていて1ピンのクリップまでが恐い。その後、右下にトラバースして登るのが 正解だったが、右上を目指してテンション。これも、結構厳しい。
 続いて、更に左上側の壁に移動。もう一つの三ツ星ルート「カモシカの声(5.10b)」にオンサイトトライ。2ピン目あたりから本当に厳しくなる。でも、微妙な フリクションでここを突破。その後もカチを拾う厳しい登りが続く。20m近い長いルートをなんとかオンサイトできた。マミリンもトップロープで登るが2ピン目付近 の核心で敗退。ここは、最初の「尾平越」よりも明らかに難しい。だが、三ツ星の秀逸なルートだ。みなさんもトライしてみることをお勧めします。
 楽しく登って、時間も結構経ったので最後の課題として「緒方2001(5.10a)」にトライ。ここは、狭いクラックをうまく使うことが要求される。10ノーマル 程度の厳しさだ。ここも、なんとかオンサイトできた。
 5時間以上も楽しんだので、ここでタイムアップ。快適なスラブを後にしました。マミリンお疲れ様でした。ここは、比叡や鉾のスラブの練習には本当に良いところです。 今度はみんなで来たいと思います。
 では、

 「大分のクライミング情報」( http://www.geocities.jp/kata_shu/ )よりトポを引用させて いただきました。

@極楽トンボ   5.7              A奥嶽スラブ   5.10a
B夏休み倶楽部 5.9 ☆☆          C夏の北帰行  5.10b
D失意スラブ   5.11a ☆☆         E尾平越     5.10c ☆☆☆
F風に吹かれて 5.10a ☆☆         G宿題できました5.10a ☆
H蒲田行進曲  5.9 ☆☆           I緒方2001  5.10a ☆
JアルピニストT 5.7               Kナッツクラック 5.8
L祖母の小屋番 5.9               Mカモシカの声  5.10b ☆☆☆
Nコロポックル  5.10a ☆          Oスモールハンガー5.11c ☆
P臥龍松     5.10b ☆☆

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