| 山行報告 | |
【報 告 者】 | ゼルプス |
| 【日 時】 | 2008年8月9日(土) | |
【参 加 者】 | ますも、ゼルプス | |
【コースタイム】 |
御池小屋発(3:16)〜二股(3:36)〜bガリー下部下部岩壁大滝(5:00)〜第4尾根取り付き(6:50)〜第4尾根終了(10:03)
〜北岳山頂(10:51)〜方の小屋(11:30)〜御池小屋テント場着(13:35)
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【南アルプス2ー北岳バットレス・第4尾根・・・マルチピッチクライミング】 (2008/08/09)
≪ 報 告 ≫
8日(土)の午前2時過ぎ起床。準備を済ませて、3時16分会長より少し遅れてヘッドランプを着け出発。バイオトイレのある2股に3時36分着。
バットレス沢の目印の大岩で小休止。ここでペルセウス座流星群を見る。天気は満点の快晴だ。ここで年配の2組を追い抜く。ガレ場やふみ跡を抜けて、
5時に下部岩壁大滝取り付きに到着。
ここでの雪渓を考え軽アイゼンを持参したが、取り付きの雪渓は解けていてシュルンド状になっていたが問題なかった。下部大滝を3ピッチで抜け、
上の不安定なガリーを通り越しトラバースのふみ跡を見つけここで小休止し、ロープをしまい、アプローチシューズに替え先を進む。ここで富士山を望む。
高いし、大きい。
大変不安定なcガリーを横断、少し登り第4尾根取り付き下部に達する。ここでロープを出すか迷ったが、出さずに上り詰めやっと第4尾根取り付きに到着。
7時に登り始める。最初のクラックは、手のジャミング、足をクラックに入れ最初のリングボルトにクリップするまで緊張。その後は快調。つるべで2ピッチ目は、
ますもさん。3ピッチの白い岩から第1のコルまで私。4ピッチはますもさんで第2のコルまででしたが登りすぎてロープが足らなくなるので、ますもさんに安定した
ところで待機してもらい、私が第2のコルまで登り、ビレイ再開。ここでピラミッドフェイス下を望みこみ、会長たちが来ていないか見たがまだのようだった。
他のパーテイーの白ヘルメットが見えた。第2のコルからマッチ箱の登りの最初はホールド、スタンス少なく厳しい1、2手。
マッチ箱のピークから懸垂のロープをセットして私、ますもと降りる。6ピッチ目は私。7ピッチ目はますもさんで、枯れた這い松でピッチを切る。ビレイ点のすぐ右側が、
中央稜に向かうため、c沢に降りる懸垂ポイントがある。下を覗くとえらく高い、怖い、50mロープで届くのかなとふと思う。最終ピッチは私で、高度感のある岩場を通り、
岩の隙間をジャンプして、這い松帯で最終のビレイを取る。ますもさんが上がり終了。10時3分でした。
装備を回収、整理して北岳山頂へ向かう。縦走路に出るまでの斜面のお花畑はとても、綺麗でした。登攀中はあまり写真を撮りませんでしたが、
ここでは少し多めに撮りました。
北岳山頂で、休止し360度の景観を楽しみました。仙丈岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰3山、などなど。。ガスがかかり始め雨もちらほらとでてくる。
方の小屋に下りる。ここで、ますもさんが隈タカさんと無線機で連絡を取るが、取れない。下る。雷も鳴り出し、雨も本降りとなっていく。
途中、13時に隈タカさんと連絡が取れる。早足で下りていく。
13時35分。御池小屋テント場着。ホット一息。
15時過ぎに隈タカさんが下りてくる。会長とは会ってはいなかったようだ。
それから、心配が続くが、20時過ぎに会長たち3人が無事下山してくる。
《 感想 》
今回、天気に恵まれ快調な山行でした。山は高いし、奥が深い。
北岳山頂から見た甲斐駒ケ岳が、ある意味印象深かったです。
快調すぎて、物足りなさも少しありますが、山行中の事故、怪我など無かったのが1番です。
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